第42話/リクのパパ


我が家ではよくTシャツを自作します。好きなキャラクターなどを選び
ロゴや写真など組み合わせて、さらにオリジナルの要素もくわえて
オレがTシャツをデザインします。
インクジェットのプリンターで専用のアイロンプリント紙に印刷し
買ってきた無地のTシャツにアイロンして完成!
子供達に作ってあげるついでに自分のものも作ります。

モンスターズ・インクを劇場で見た直後だったので
3人(オレとマユねえとフミ)は、モンスターに脳天直撃!!
もうモンスターのTシャツが欲しい!!
ってことでモンスターズ・インクのオリジナルTシャツ制作となったのです。
マユねえのは子供の部屋とモンスター界をつなぐ扉に
サリーとマイクとブーがいる絵柄。
フミはマイクとサリーが並んだ絵柄。
オレはマイクとファンガスが並んだ絵柄。
そしてある日、そのTシャツを3人で着ていました。
リクがオレの膝の上で遊びはじめると、リクはオレの胸のマイクに興味津々。
家でもマイクやサリーのおもちゃで遊んでいるので
胸の絵は見覚えがある。目がひとつしかなくて、緑色の肌でも怖くありません。
しかしヨメが変なことをリクに吹き込みました。


ヨメ「リクゥ〜!それパパだよ!その緑の・・・パァ〜パ!!」
リク「あ゛ぁぁ〜〜!!」
ヨメ「そう!パァ〜パ!!だよっ!」
オレ「変なこと教えるなよ。いくらなんでもそんなわけないよなぁ〜?」
ヨメ「リクゥ〜!パパにチュッは?チュッチュしてごらん!」
リク「あ゛ぁぁ〜〜!!」


リクはオレの顔も見ずに、Tシャツのマイクに向かってまっしぐら。
チュゥゥ〜〜〜〜ってチュウしてました、、、
オレはど根性ガエルのピョン吉か?
リク、1才1ヶ月の春でした。。。