第67話/マッカチン捕獲大作戦!


マッカチン。。。
これで通じない人もいるかな? アメリカザリガニのことです。
地方によっては呼び方違うところもあるでしょうね。
現に隣街の友人は「マッカンチッカン」なんて言っていたもんなぁ〜。

住んでいる所は新興住宅地ですが、そこから出れば、
周りは見渡す限りの水田が広がります。
夏の夜はカエルの大合唱。
オレが子供の頃もカエルやザリガニやメダカを捕って遊びました。
虫取りアミ1個で用水路にいた70cmのライギョと格闘したこともあったなぁ〜。
とにかく、自分の子供が遊ぶようになっても、自然の環境がまだ残っているのは
嬉しいことです。オレが子供の頃より生き物の数は減ってるけど。。。

夏休みのある日、マユねえとフミと3人で、近所にマッカチンを探しに行きました。
夏の日差しに勝てそうにないリクが昼寝している隙にね(笑)
今日の遊びの約束は「田圃には入らない!」です。
もうすぐお米も収穫の時期です。
農家のおじちゃん、おばちゃんが大切に育てた稲を傷つけてはいけません

だいたい毎年こうして3人で遊びに出るんですが、
いつもは梅雨の前後にザリガニ捕りはするんです。
今年は週末に仕事があることが多く、なかなか行けずに8月も終わりになっていました。
行ってみると、8月の暑さでは穴に潜りっぱなしでいないんですよ!
どんなに探しても見つからない。

オレ「暑すぎてザリガニさん隠れてるよぉ〜」
マユ「じゃあさ〜虫取りに変更しようか?」
フミ「そこ飛んでるチョウチョ捕まえていい?」

そんな事言いながらポイントを見ながら歩いていたら
ザリガニの影はないけど、ちっちゃい影が無数に凄いスピードで動いています。
春先から初夏にかけてコイの稚魚も同じ場所を元気に泳いでいました。
しかしそれよりもはるかに小さい影です。
マユとフミを呼びます。

オレ「マユ! フミ! メダカがいっぱいいるよ!!」
2人「どこどこ???・・・ほんとだっ!!」

マッカチン捕獲大作戦は、いったん昆虫捕獲大作戦に変わりそうでしたが
もう一度水の中に戻って「メダカ捕獲大作戦」になりました。
しかし動きが速い。天然のメダカってこんなに元気だったっけ?
メダカは小さな生き物です。用水路が整備され、コンクリートで護岸を固められたりすると
流れが速くなり過ぎて、そこでは生活できません。
田圃に引いたあぜ道の横の小さな水路のようなところだと、草も生えていたり
流れが緩やかなところがあったりで、メダカの居場所があるんです。
アミでいっぱいメダカを捕りました。元気なメダカでバケツはいっぱい。
3人で満足したので逃がしてあげました。


「帰る前にもう一度ザリガニを見てから帰ろう!」
そう言って日陰になっている場所を探して見て回ったら。。。
いましたっっ!!マユもフミも大興奮!!
2人がアミですくえる場所に沢山います。
最後の最後で当初の目的のマッカチンの捕獲に成功しました!!
マユとフミが楽しんでいる間、オレは話しかけてきた農家のおばちゃんと立ち話。
すぐそこに小中学校の同級生の家があるので、そこの友達の名前出すと

おばちゃん「あぁ〜あんたケイちゃんと同級生か?
          ずいぶん若く見えるお父さんだな」

だいぶ気分良くなりました(笑)

最高に満足した3人はのんびり歩いて帰りはじめました。
帰る途中もよそ見しては何かを見つけ立ち止まる。
マユは田圃の稲の下にトノサマガエルがいるのを発見。
そいつに近づき捕獲しようとしています。

オレ「マユッ!! 田圃の中はダメ!!
   いまマユがカエルを捕りたい気持ちと
   農家のおじちゃん達がお米を大切に育ててきた気持ちと
   どっちの方が大切だ?」
マユ「・・・お米」

今日のお勉強はこれでおしまい(笑)
端から見ると立派なお説教ですが、都会から今いる田舎に移り住んで
田圃や畑を荒しまくって遊んでは、農家の人に怒られていた過去の自分がいるんですねぇ〜。
中学生になっても芋畑でイモ掘って、みんなで焼きイモして怒られたな。
先生に見つかって農家に謝りに言ったら
農家の人に「旨かったか?」って聞かれて「はい。」って答えました。
まぁ〜そんな感じで学んだ訳ですよ!!
そして我が子に伝える。。。これで良しですよね?